top of page

検索


ARVO 2026参加報告:世界の舞台で学び、発表し、つながる
この度、世界最大級の眼科学会である ARVO 2026 に参加しました。ARVO 2026に参加し、デンバーの地で研究発表、国際的なディスカッション、海外留学に向けた打ち合わせ、他大学・海外研究者との交流を行いました。 今回のARVOでは、当科から網膜・脈絡膜循環、加齢黄斑変性、抗VEGF治療に関連する研究成果を発表しました。ポスター会場では、国内外の研究者と直接意見交換を行い、研究の意義、今後の発展性、解析方法について多くの示唆を得ることができました。世界中の研究者が集まる場で自分たちのデータを示し、議論する経験は、若手医師・大学院生にとって大きな成長の機会となります。 また、今回は近未来のCleveland Clinic留学に向けた打ち合わせも行いました。 久留米大学眼科では、日常診療だけでなく、臨床研究・国際共同研究を通じて、若手医師が世界に挑戦できる環境づくりを大切にしています。海外の一流施設で学ぶ経験は、本人のキャリア形成だけでなく、将来的に当科の診療・教育およびEBM実践力の発展にもつながります。 学会期間中には、他大学の先生方や海外

久留米大学医学部眼科学教室
3 日前読了時間: 2分


日本眼科学会総集会プログラム委員会に対する評価と提言
Ⅰ 第129回日本眼科学会総会の総集会プログラム委員会に対する評価報告 1.総括 第129回日本眼科学会総会(以下,日眼総会)は東京国際フォーラムにおいて,新潟大学の福地健郎総会長のもと「科学は美しい Science has great beauty」をテーマとして,前年に引き続きハイブリッド形式(現地開催+オンライン配信)で開催された.参加者総数は10,575名に達し,現地参加者も5,836名と盛況であった.4日間の会期を通じて多くの参加者が来場し,学術プログラムでは活発な討議が展開された. 一方,オンライン視聴およびオンデマンド配信にも多数の参加登録があり,6月12日まで追加登録を受け付けた結果,最終登録者数は前年と同程度となった.新型コロナウイルス感染症流行後に定着したハイブリッド形式は,本総会においてもその利点を十分に発揮した.セッション重複時でも後日視聴可能である点,繰り返し視聴による理解深化,遠隔地からの参加機会確保などが高く評価された.配信期間が前年より延長された点も好評であり,ハイブリッド開催およびオンデマンド配信は,日眼総会の新

久留米大学医学部眼科学教室
3 日前読了時間: 18分


加藤喜大先生が、令和8年度科学研究費助成事業(若手研究)を獲得しました
🎉【科研費獲得のお知らせ】🎉 このたび、当科の加藤喜大先生が、令和8年度科学研究費助成事業(若手研究)に採択されました。 研究課題名は、「迅速かつ客観的な感染性評価と薬剤耐性菌の分子診断を統合した、眼感染症に対する個別化医療の構築」です。 本研究は、眼感染症の診断精度と治療最適化を飛躍的に高めることが期待される、大変意義深い取り組みです。 久留米大学眼科では、医師・メディカルスタッフが“One Team”として、診療・教育・EBM(根拠に基づく眼科医療)の実践に一体となって取り組んでいます。今後もEBMの実践を通じて、より質の高い医療の提供と新たな知見の創出に努めてまいります。

久留米大学医学部眼科学教室
4月7日読了時間: 1分


耐性菌、数時間で見抜く時代へ
このたび、当科の加藤先生を筆頭著者とする論文が、PubMed に掲載されました。 📄 Rapid detection of fluoroquinolone-resistant Staphylococcus epidermidis and its associated mutations in the quinolone resistance-determining region(Experimental Eye Research, 2026) Rapid detection of fluoroquinolone-resistant Staphylococcus epidermidis and its associated mutations in the quinolone resistance-determining region - PubMed 🔬 研究のポイント 本研究では、眼表面常在菌である Staphylococcus epidermidis におけるフルオロキノロン耐性の分子機構と迅速検出法について検討しました。 主な成果は以下

久留米大学医学部眼科学教室
4月2日読了時間: 2分


第25回有明眼科懇話会(3/14開催)のご報告
3月14日、ガーデンテラス佐賀にて第25回有明眼科懇話会が開催されました。 一般講演では、久留米大学の橋本先生より「当院での甲状腺眼症診療の現状」と題してご発表いただきました。当院における評価方法に加え、テプロツムマブの作用機序や実際の治療クール数など、具体的な診療内容についてご解説いただき、大変勉強になりました。 私からは、「当院における斜視に対するA型ボツリヌス毒素注射の臨床成績」について発表いたしました。 また、佐賀県医療センター好生館の髙木先生からは、甲状腺眼症に対する従来のステロイド治療と新規治療であるテプロツムマブの比較について、わかりやすくご説明いただきました。 佐賀大学の坂井先生からは、サイトメガロウイルス角膜内皮炎について、PCR陽性群と陰性群に分けた検討結果をご提示いただきました。いずれの群においても緑内障手術を要した症例が多かった点が印象的でした。 特別講演Ⅰでは、関西医科大学の今井教授より「より良い視機能を目指した硝子体手術」と題したご講演を賜りました。網膜剥離手術の豊富なご経験をもとに、視力のみならず視野なども含めた“視

久留米大学医学部眼科学教室
3月23日読了時間: 2分


「抗VEGF薬で眼血流はどう変わる?―投与30分後の比較で見えた違い」―継続研究の成果が国際誌に掲載
久留米大学眼科学講座の加藤喜大先生らは、抗VEGF薬硝子体内注射後の眼循環動態の急性変化に着目し、レーザースペックルフローグラフィー(LSFG)を用いた研究を継続的に行ってきました。 これまでに、ファリシマブ・ブロルシズマブ・アフリベルセプト2mg投与30分後の眼血流変化を比較し、脈絡膜血流低下の程度に薬剤差があることを報告しています(RETINA誌)。 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40577636/ 今回、新たにアフリベルセプト8mgを加えた4剤比較を行い、脈絡膜血流低下が薬剤のモル濃度と有意に相関することを明らかにしました。本研究は、抗VEGF治療の薬理学的特性と眼循環の関係を示す重要な知見です。 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41533930/

久留米大学医学部眼科学教室
1月26日読了時間: 1分


当科の浦上視能訓練士が日本糖尿病眼学会メディカルスタッフ奨励賞「堀賞」を受賞しました
🎉【受賞のお知らせ】🎉 このたび、 当科の浦上さや夏 視能訓練士 が、**日本糖尿病眼学会 メディカルスタッフ奨励賞「堀賞」**を受賞しました! 本賞は、糖尿病眼合併症の診療・研究に携わるメディカルスタッフの奨励・助成・育成を目的として、2017年に創設された由緒ある賞です。 受賞演題は「糖尿病黄斑浮腫への毛細血管瘤直接凝固による毛細血管瘤フローシグナル変化と治療効果」です。当科の加藤喜大先生と共同で行いました。 日々の真摯な臨床・研究への取り組みが高く評価されました。 浦上さん、Nice Jobです!本当におめでとうございます👏 久留米大学病院眼科では、医師・メディカルスタッフがOne Teamとなり、診療・教育・研究に全力で取り組んでいます。今後も福岡県南の眼科医療のさらなるレベルアップを目指してまいります。

久留米大学医学部眼科学教室
1月19日読了時間: 1分


第7回筑後眼科手術懇話会(1/23:Web開催)のご報告
2026年1月23日、第7回筑後眼科手術懇話会をWeb形式にて開催いたしました。 はじめに、教室の新井先生より、網膜静脈分枝閉塞症および網膜浮腫に対する抗VEGF治療において、modified Treat-and-Extend(TAE)法とPRN法の比較検討についてご講演いただきました。 治療効果のみならず患者負担の観点も踏まえた治療戦略の優位性についてご解説いただきました。さらにHIF-PH阻害薬にも言及され、薬剤の作用機序や生体反応、抗VEGF治療への影響の可能性について考察がなされました。 続いて加藤先生には、加齢黄斑変性の治療戦略を「眼血流」という視点からご講演いただきました。 抗VEGF薬の選択肢が増加した現在、薬剤ごとの使い分けの重要性が高まっています。薬剤間での眼血流変化、抗VEGF治療に伴う眼圧変動、さらにRAPやPCVなど脈絡膜循環が関与する症例におけるモル容量の意義など、基礎研究の知見が今後のnAMD治療戦略を考える上で重要であることを改めてご教授いただきました。 特別講演では、東京女子医科大学附属足立医療センターの須藤史子先

久留米大学医学部眼科学教室
1月7日読了時間: 2分


Kurume Eye Conference(11/28:ハイブリッド開催)のご報告
11月28日に毎年恒例となったKurume Eye Conference を現地及びWEBのハイブリッドで開催いたしました。 今年は網膜静脈閉塞症をはじめ網膜硝子体からは東京医科大学の川上摂子先生。眼腫瘍からは奈良県立医科大学の加瀬論先生。それぞれの分野のトップランナーである2人の先生方にご講演を賜りました。 川上摂子先生には「網膜静脈分枝閉塞症治療の実際と今後の課題」というタイトルでご講演いただきました。最新の研究の知見から具体的な網膜光凝固術の手技など、実践的な内容までご教授いただきました。先生の研究内容やご経験を踏まえたご講演は大変説得力があり、日々遭遇する網膜静脈閉塞症の診療に新しい知見を加える素晴らしい機会になりました。 引き続き加瀬論先生に「眼底腫瘍性病変の診断・治療」というタイトルでご講演頂きました。先生は眼科医としては珍しい病理学で博士号を取得され、眼腫瘍・網膜硝子体を専門にされています。臨床で役立つ悪性・良性腫瘍の鑑別や、実際の症例や手術動画を交えながら眼腫瘍の診断・治療を簡潔かつ明瞭にご教授いただきました。当科でも使用している

久留米大学医学部眼科学教室
2025年12月15日読了時間: 2分


12th Retina Today in Kurume (11/7:Web開催)のご報告
11月7日に12回目となるRetina Today in Kurumeがweb開催されました。網膜診療の最前線を“No More Surgery”と“Surgery still has a place”の両輪で照らす、大変示唆に富む内容でした。 まず大阪大学大学院・免疫再生医学共同研究講座 特任准教授の福嶋葉子先生に「抗VEGF薬時代の小児網膜診療-No More Surgery!-」をご講演いただきました。 NICU症例の増加を背景に、実際の症例を提示いただき、診断の基本を整理いただきました。診察の実際においては体位・圧迫、周辺部観察のコツを動画とともに具体的にお示しいただき、若手にも直結する実践知でした。画像検査では高額機器からスマートデバイスの有用性と限界を教示していただきました。治療では抗VEGF導入後に手術例が著減した自験データを提示いただき、それでも抗VEGF薬の限界、再発期を含めた長期フォローの重要性、増殖を伴う局面でのレーザー優先や過度なVEGF抑制が血管発達を阻害し得るリスクを強調されました。さらに、成長後の持続性無血管網膜(P

久留米大学医学部眼科学教室
2025年11月11日読了時間: 2分


第117回久留米大学眼科研究会 (10/18開催)のご報告
2025年10月18日、第117回久留米大学眼科研究会を盛況のうちに開催し、無事に終了いたしました。ご参加いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。 まず、一般講演では福岡大学、産業医科大学、大分大学、九州大学から大変興味深い演題をご発表いただきました。教室の方からも石尾先生、視能訓練士の浦上先生が報告を行いました。また、同門の新井先生から開瞼器を関電局に応用した家兎眼ERG測定についてご報告していただき、報告の後は活発な討論と意見交換が行われ、大変有意義な時間となりました。 引き続き特別講演では鹿児島大学の寺﨑寛人教授に「第2世代抗VEGF薬の特性を生かしたDMEマネジメント」についてご講演いただきました。 発症年齢が幅広くQOLにも大きく影響を及ぼしかねないDMEに対し、第2世代抗VEGF薬の特性およびステロイド併用を生かした治療戦略についてお話しいただきました。また、先生が取り組まれたカラーSLOによる毛細血管瘤の高精度検出と個別最適化についてご紹介いただきました。 寺﨑先生、ご公務などご多忙の中貴重なご講演を賜り誠にありがとうございました

久留米大学医学部眼科学教室
2025年11月3日読了時間: 2分


「日本の眼科」久留米大学眼科学講座の紹介
はじめに 筑後川が流れる福岡県筑後地方は、詩人の北原白秋や画家の青木繁を生んだ文化豊かな地域です。世界的企業ブリヂストンの創業地としても知られる久留米市に、久留米大学医学部があります(図1)。九州の中央に位置し、福岡市中心部へは新幹線で15分、西鉄電車で30分です。都会の喧噪から程よく距離をとりながら、アクセスの良さも兼ね備えている点が大きな魅力です。 教室の歴史 久留米大学眼科は、1928年の九州医学専門学校創設とともに歩みを始めました。初代の吉村郁三教授から現主任教授の吉田茂生に至るまで、白内障、網膜疾患、ぶどう膜炎や緑内障など、その時代ごとに強みを持ちながら地域とともに発展してきました。2028年に創立100周年を迎えます。 建学の精神は「国手(こくしゅ)の矜持(ほこり)は常に仁(じん)なり」とされています。この理念のもと、「根拠に基づく医療(EBM)を実践する、心優しき良医を育成すること」を伝統としてきました。 臨床の特色 久留米大学病院には福岡県南一円から幅広い症例が集まり、外来は常に活気にあふれています。専門外来は網膜硝子体、糖尿病網

久留米大学医学部眼科学教室
2025年10月21日読了時間: 4分


Ophthalmic Expert Meeting in Kurume (9/5:ハイブリッド開催)のご報告
9/5にOphthalmic Expert Meeting in Kurumeをハイブリッド開催しました。この研究会はメディカルスタッフを対象にした年一回の貴重な会です。 特別講演①:眞野福太郎先生(近畿大学医学部) 眞野先生は「網膜の小さな血管にできる動脈瘤や毛細血管瘤を...

久留米大学医学部眼科学教室
2025年9月16日読了時間: 2分


加藤先生の新しい研究成果が国際誌 Experimental Eye Research に掲載されました
当教室の加藤喜大先生は、目の結膜から検出される細菌 Corynebacterium macginleyi における、 ニューキノロン耐性を迅速に判定できる新しい検出システム を開発しました。 ニューキノロン系抗菌薬は眼科領域で広く使われていますが、近年、これらに効かない耐...

久留米大学医学部眼科学教室
2025年8月26日読了時間: 1分


第8回あざれあ病診連携研究会 (8/1:Web開催)のご報告
8月1日 に第7 回あざれあ病診連携研究会をWeb開催しました。 一般講演 はじめに、外来診療の現状について、久留米大学医学部眼科学講座 外来医長の 坂井貴三彦先生 より、 久留米大学眼科の各専門外来 の診療内容および受付体制について詳しくご紹介いただきました。...

久留米大学医学部眼科学教室
2025年8月5日読了時間: 2分


FOCUS (7/17:Web開催)のご報告
このたび、久留米大学医学部 病理学講座の三好寛明 主任教授をお招きし、「眼科領域の悪性リンパ腫診断と当科での病理学的研究」というテーマでご講演いただきました。 私たち眼科では、「ぶどう膜炎」という目の炎症の病気を診ることがよくあります。その中には、通常の治療(ステロイド)で...

久留米大学医学部眼科学教室
2025年7月21日読了時間: 2分


第97回筑後眼科研究会(7/12開催)のご報告
2025年7月12日、第97回筑後眼科研究会を開催いたしました。 特別講演Ⅰでは、久留米大学医学部 形成外科・顎顔面外科学講座 主任教授の力丸英明先生をお招きし、「眼瞼とその周囲の手術:機能的再建から整容的改善まで」と題してご講演い ただきました。...

久留米大学医学部眼科学教室
2025年7月17日読了時間: 2分


第11回九州DMEフォーラム(6/27開催)のご報告
2025年6月27日(金)、TKP博多駅前シティセンターにて「第11回九州DMEフォーラム」が開催されました。今回も多くの先生方にご参加いただき、糖尿病黄斑浮腫(DME)や糖尿病網膜症治療の最前線について活発な議論が交わされました。...

久留米大学医学部眼科学教室
2025年6月13日読了時間: 2分


第95回九州眼科学会 (2025/5/30-6/1開催)懇親会会場がオープンしました
今回の懇親会会場は本年4月24日に開業した 「ONE FUKUOKA BLDG.」 6F「THE BALLROOM」(学会場から地下通路直結)になります。多数のご参加をお待ちしています! 第95回九州眼科学会 ホームページ...

久留米大学医学部眼科学教室
2025年4月24日読了時間: 1分


「直美」とevidence-based medicine
これまでの「編集室」では、大学で研究することで専門的な問題解決力を養成でき、一生の財産となること(さらなる良医になるためになぜ研究が有用か.第126巻3号掲載)、大学院で得られる学位(甲号・乙号博士)について(甲乙つけがたい.第127巻3号掲載)、また、日本医学会連合が発表した「日本の研究力低下への懸念」を示す要望書について(専門医制度はまだまだ変わるだろう.第128巻3号掲載)述べました。特に、日本の研究力低下には、大学補助金や医療費の抑制、若手医師の研究開始時期の遅延、シーリングによる入局者減少や保険診療外領域への大量流出など、複雑な要因が絡んでいることを指摘しました。このうち、保険診療外領域への流出に関連して近年注目されているのが「直美」という現象です。 研修医が研修期間を終えた後、直接自由診療の美容業界に進む「直美」の背景には、収入面の魅力、ライフスタイルの自由、専門医取得の負担回避、美容医療の需要増加など、いくつかの理由が挙げられます。美容医療は自由診療であり、一般診療に比べ高収益を得やすい業界です。また、病院勤務とは異なり、柔軟な労

久留米大学医学部眼科学教室
2025年3月14日読了時間: 4分
アンカー 1
アンカー 2
アンカー 3
アンカー 4
アンカー 5
アンカー 6
アンカー 7
bottom of page


