『第113回久留米大学眼科研究会 (10/16:Web開催)のご報告』

更新日:2021年10月19日

 10月16日に第113回久留米大学眼科研究会をWeb開催で行いました。今回は特別講演を筑波大学の大鹿哲郎日本眼科学会理事長と信州大学の村田敏規日本糖尿病眼学会理事長にお願いし、久留米、長野、筑波、福岡、北九州、大分と多地域にまたがった開催となりました。

 まず一般講演では福岡大、九州大、産業医大、大分大から大変興味深い演題を頂きました。教室からも若手の池田先生および大島・石橋先生が最近経験しためずらしい症例の報告を行いました。また、同門の新井先生より皮膚電極を用いた網膜電図検査についてのご経験を報告して頂き、活発な討論が行われました。

 引き続き特別講演では、信州大学の村田敏規先生に「BRVOの黄斑浮腫治療研究」についてお話頂きました。先生が主導された網膜静脈閉塞症治療についての多施設臨床研究・ZIPANGU studyをご紹介頂きました。網膜静脈閉塞症の病状は多彩であり、抗VEGF薬硝子体注射治療を中心にしながら病態に応じてレーザー治療など適切に併用する事の重要性を示されました。

 続いて筑波大学の大鹿哲郎先生に「その白内障診断、正しいですか?」のタイトルでお話し頂きました。白内障のさまざまな病型と診断を豊富な写真をお示し頂いた後に、明日からの診療に直結する日常の手術のTipsを大変詳細にご講演いただきました。

 大鹿先生は時にユーモアを交えて大変わかりやすくご講演されました。白内障診療についての知識だけでなく、「わかりやすく伝えることの重要性」もとても印象に残りました。


 大鹿先生、村田先生、ご公務など大変お忙しいところ貴重なご講演、ありがとうございました。引き続き大所高所から久留米大学眼科をご指導いただければ幸いです。


お蔭様で今回も大変充実した研究会となりました。来年の第114回は対面でより活発な研究会を行えればと思います!