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執筆者の写真久留米大学医学部眼科学教室

第20回有明眼科懇話会 (3/20:Web開催)のご報告

更新日:2023年10月1日

3月20日に第20回有明眼科懇話会Web開催されました。昨年はコロナのため中止となったため、待ちに待った開催となりました。


 第一部では久留米大学眼科の若手医師が、増殖糖尿病網膜症、先天異常、緑内障など多分野にわたる演題を発表しました。佐賀大学の江内田教授をはじめ、鋭い質問を頂き、疾患の理解を深めることができました。

 第二部では今度は佐賀大学眼科の若手医師から、抗凝固薬による硝子体出血、網膜色素上皮裂孔や劇症型中心性漿液性脈絡網膜症についての発表がありました。いずれも大変興味深い発表で、久留米大学の医局員からの質疑応答も盛り上がりました。

 引き続いて、特別講演は宮崎大学眼科の池田康博教授に「網膜色素変性に関する最近のトピックス」のタイトルでご講演頂きました。

 まず白内障や黄斑浮腫などの合併症の治療のお話しに始まり、暗所歩行支援装置の開発と上市の話、そして先生のライフワークの視細胞保護遺伝子治療について、大変夢のあるお話しを頂きました。

今治らない疾患を克服しようとするお話しは一同大変感銘を受けました。活発な質疑応答が行われました。

池田先生をはじめとした先生方、お忙しい中ありがとうございました。多大学にわたる交流は大変有意義で充実した研究会となりました。

今回は残念ながら、Web開催でしたが、来年以降は実際に集合してさらに懇親を深めれたらと思います。今後も有明眼科懇話会を発展させ、有明地区の眼科医療のレベルアップに取り組んでいきたいと思います!



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