第2回網膜疾患研究会 (12/9:ハイブリッド開催)のご報告

更新日:2021年12月27日

12/9に網膜疾患研究会を行いました。オミクロン株の蔓延が懸念はされるものの、少しずつコロナとも共存できるようになってきており、今回はディスタンスを保ちながらハイブリッド形式での開催となりました。

 この研究会はメディカルスタッフも含めて眼疾患について討論する貴重な会です。一般講演としてまず久留米大学眼科視能訓練士の徳冨先生、伊東先生よりそれぞれ黄斑上膜硝子体術後のEctopic inner foveal layers (EIFL)と歪視の関係、糖尿病黄斑浮腫に対する抗VEGF治療後の毛細血管瘤の検出についての発表がありました。

 その後特別講演として大阪市立大学眼科の本田茂先生と、福岡国際医療福祉大学視能訓練科の吉富健志先生に御講演頂きました。

 まず本田茂先生には「加齢黄斑変性診療最前線」のタイトルで、御講演いただきました。

 近年臨床に定着しつつあるパキコロイドの考え方、分子遺伝学的特徴や病態に応じた治療法の選択などを豊富な症例を呈示いただきながら、大変分かりやすくお話し頂きました。


 続いて吉富先生には、「網膜と異なる緑内障とOCTの見方」のタイトルで御講演頂きました。

 まず秋田大学教授時代に行われた近視性変化を伴った緑内障の視神経乳頭と篩状板の正確な定量法、多治見・久山研究の結果をお示しいただきました。

 つづいて視能訓練科の教授として、理学療法士や作業療法士など他のメディカルスタッフと比べて視能訓練士が少ない事、また視能訓練士のプレゼンス向上に尽力されていることを紹介されました。

 今回は久々のハイブリッド形式の会でしたが、直接お会いしてお話しすると細かい点も良く分かりこれまでにも増して素晴らしい研究会となりました。

 今回も多くの医師・メディカルスタッフに参加して頂き、大変有意義な時間を過ごすことができました。来年も久留米大学眼科では全スタッフが「One Team」で地域医療と眼科学の発展に貢献すべく精進していきたいと思います!