第117回久留米大学眼科研究会 (10/18開催)のご報告
- 久留米大学医学部眼科学教室

- 11月3日
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2025年10月18日、第117回久留米大学眼科研究会を盛況のうちに開催し、無事に終了いたしました。ご参加いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。
まず、一般講演では福岡大学、産業医科大学、大分大学、九州大学から大変興味深い演題をご発表いただきました。教室の方からも石尾先生、視能訓練士の浦上先生が報告を行いました。また、同門の新井先生から開瞼器を関電局に応用した家兎眼ERG測定についてご報告していただき、報告の後は活発な討論と意見交換が行われ、大変有意義な時間となりました。


引き続き特別講演では鹿児島大学の寺﨑寛人教授に「第2世代抗VEGF薬の特性を生かしたDMEマネジメント」についてご講演いただきました。

発症年齢が幅広くQOLにも大きく影響を及ぼしかねないDMEに対し、第2世代抗VEGF薬の特性およびステロイド併用を生かした治療戦略についてお話しいただきました。また、先生が取り組まれたカラーSLOによる毛細血管瘤の高精度検出と個別最適化についてご紹介いただきました。
寺﨑先生、ご公務などご多忙の中貴重なご講演を賜り誠にありがとうございました。引き続き久留米大学眼科へのご指導賜りますようお願い申し上げます。
皆様のおかげをもちまして、今回も大変充実した研究会となりました。来年の第118回もさらに活発で有意義な研究会となるよう、日々の診療に努めてまいります。
(文責:舛元ちひろ)








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