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ようこそ久留米大眼科へ

学生・研修医の皆さん、久留米大学眼科のホームページへようこそ!久留米大学眼科は今年でちょうど92年目を迎え、これまで多くの人間性豊かな良医や一流の医学研究者を輩出してきた伝統ある教室です。
 外界の情報の8割は眼から得られると言われています。試しに今から10分間、両目を閉じてみてください。日頃当たり前のように思っている青い空、周りの緑がいかに大切か身にしみてわかるでしょう。この視覚を守り、人々がかけがえのない人生を楽しみながら充実した生活を送る手助けをするのが私達眼科医の役割です。
眼は小宇宙
私は眼科医になって25年になります。この間、医工学、分子生物学や再生医療の発展と相まって、新しい診断機器や治療法が開発され、眼科学は目覚ましい進歩を遂げました。ビッグデータや人工知能の発展などこれからの眼科学とその周辺も目が離せないもので有り続けるでしょう。私は現在網膜硝子体を専門にしていますが、診療に取り組めば取り組むほど疾患が多彩であり、眼の奥深さを感じます。まさに「眼は小宇宙」なのです。私は残りの現役の間で網膜硝子体疾患を極められないだろうから、生まれ変わってももう一度眼科医になって網膜硝子体を勉強したい、その次に生まれ変わったら今度は角膜を専門にして再生に取り組みたいと思っています。眼科学は一生をかけて取り組むのにふさわしい学問です。
私達は眼治療のプロフェッショナル集団です
久留米大学眼科は伝統的に臨床重視の教室です。現在9つの臨床専門グループに専門家を配置して多様な疾患に対応できる体制を整えています(網膜硝子体外来、糖尿病外来、黄斑外来緑内障外来前眼部・角膜外来、ぶどう膜炎外来、 外眼部・眼瞼形成外来、神経眼科外来、斜視・弱視外来)。眼科は外科系であり、治療には多くの手術が行われます。私達は「手術治療の久留米大学眼科」として常に世界最先端であるよう心がけています。立地上医療圏が久留米市近郊のみならず福岡県南全域に広がっており、久留米大学病院にはあらゆる疾患が紹介されてきます。したがって当教室では前眼部から後眼部疾患まで幅広く学ぶことができます。
よく遊び、よく学べ
久留米大学医学部は筑後川のほとりに建ち、北西には脊振山地、東には耳納連山を眺めることができる自然豊かな土地にあります。土地建物がゆったりと造られており、社会的距離がとりやすい久留米市において、コロナ感染も大都会に比べればごく少数です。大都会の喧噪・誘惑から適度に離れた環境で豊富な症例に恵まれた眼科研修を行える一方、福岡市まで新幹線で約15分、西鉄電車で約30分と交通アクセスが大変よい立地でもあります。若い先生方にとっては「Withコロナ時代の理想郷」と言っても過言ではない気がします。このような環境下で多くの患者さんに触れ、眼科医として深化してください。一方、休日は大いにリフレッシュして、心技体のバランスのとれた自ら考え行動する医師として飛躍してもらいたいと思います。将来は開業するもよし、関連病院の部長として地域の高度医療を担うもよし、あるいは大学に残って医学研究者となるのもよいでしょう。いかなる道に進むにせよ、一流の眼科医として社会に貢献し続けて欲しいと思います。そのために私達は全力でバックアップします。年齢、性別、過去の経歴は問いません。お気軽に連絡してください

主任教授 吉田 茂生

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