この度久留米大学病院2F会議室において久留米大学眼科と循環器内科の効果的な連携を深める目的で、OPHTHALMOLOGY VASCULAR SEMINARを開催しました。
まず久留米大学、心臓・血管内科の福本教授の司会で眼科の吉田教授が糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞など高頻度の網膜血管障害疾患について、全身との関連も含めて講演を行いました。
引き続いて、”眼科と循環器内科のクロストーク”のセッションでは眼科の石橋弘基病棟医長が、高血圧網膜症、近視性黄斑変性、網膜剥離、黄斑円孔、サルコイドーシスなど種々の眼底所見と病態の基礎について説明しました。
最後に心臓血管内科病棟医長の大塚昌紀先生からは周術期の抗血栓薬中止の詳細について豊富な実例を挙げながらご教示いただくと同時に、周術期に注意すべき心電図所見についてもお示し頂きました。
視能訓練士、看護師、初期研修医などメディカルスタッフも多数参加し、活発な質疑応答になり、大変有意義な会となりました。
久留米大学病院のスタッフ全員で心臓血管内科と眼科の連携をを密接にして、患者様によりよい医療を提供していきたいと思います!
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