第5回あざれあ病診連携研究会 (8/26:Web開催)のご報告

更新日:9月5日

8月26日に第5回あざれあ病診連携研究会を開催しました。

まず、辻拓也外来医長より久留米大学眼科の各専門外来と診療受付の詳細についてご説明しました。 次に、岩田健作病棟医長より当院での入院治療についてご案内しました。当科では、白内障、緑内障、網膜硝子体、角膜移植、斜視、外眼部手術などを行っています。新型コロナ感染で影響を受けながらも適切に入院加療を行っている事をご紹介しました。

続いて公立八女総合病院の迫先生よりアザレアネットを用いた病診・病病連携の詳細についてご説明しました。一昨年の新電子カルテ移行後もアザレアネットを用いてほぼ全ての眼科画像検査を閲覧できます。効果的な病病連携の在り方についてご提案いただきました。


続いて特別講演では、群馬大学の秋山英雄先生より「眼底イメージングの進歩について」のタイトルでご講演頂きました。

群馬大学は伝統的に網脈絡膜疾患の診断治療に強く、多くの知見を世界の眼科に発信してきています。脈絡毛細管板は小葉構造からなっています。これまで各小葉は外側が静脈、内側が動脈から構成されると考えられてきましたが、秋山先生らは、詳細な造影により実は内側が静脈で外側が動脈よりなることを明らかにされました。現在パキコロイド関連疾患が注目されていますが、病態の理解と診断治療に大変貢献した知見です。群馬大学に脈々と流れる基礎病態から疾患を理解し、よりよい眼科医療に繋げていく伝統に大変感銘を受けました。

コロナは相変わらず落ち着きませんが、久留米大学眼科も粛々と先端知識をアップデートしながらよりよい地域医療のあり方を探求していきたいと思います!