第3回あざれあ病診連携研究会(8/7:ハイブリッド形式開催)のご報告

最終更新: 3日前

8/7に第3回目となるあざれあ病診連携研究会を開催しました。

今回はWeb形式を主体としながら、少人数でしたがご希望の先生には会場にもお越し頂きました。

まず、岩田健作外来医長より久留米大学眼科の各専門外来と診療受付の詳細についてご説明しました。 今年9月より電子カルテシステムの更新が行われること、ならびに、昨年4月より施行している外来予約時間順での検査開始について再度お知らせいたしました。

また、本年度新たに導入した超広角OCT・OCTアンギオグラフィ、IOLマスター700、半導体レーザー、マイクロペリメータなどの機器のご紹介をしました。


次に、半田壮病棟医長に当院で入院治療についてご案内しました。

当科では、白内障、緑内障、硝子体、角膜移植、斜視、外眼部手術などを行っており、手術数は年々増加しています。定例で手術を行う場合は原則前日入院としています。

手術以外で入院が必要な例としては、角膜潰瘍、視神経炎や原田病などステロイドパルスを要する症例、AMDに対するPDTやガス注入、眼圧日内変動検査などがあります。

続いて今年も實吉助教より アザレアネットを用いた病診・病病連携の詳細についてご説明いたしました。

眼科でもインターネット回線を用いた病診連携が少しずつ普及していることをご紹介できました。


引き続いて、東邦大学医療センタ-佐倉病院の前野貴俊先生に、「当院における網膜硝子体治療の教育システム」のタイトルで千葉の御自身のオフィスから特別講演を頂きました。

まず、網膜剥離の治療手技の基本を丁寧にご教示頂きました。この際、強膜バックリング手術を習得することの重要性を強調されたのが印象的でした。

引き続いて、黄斑プロンベを用いた難治性黄斑円孔網膜剥離の治療など、高難度医療にも言及されました。

網膜硝子体治療の基本的事項から先端医療まで、秘伝のコツが散りばめられた圧巻の御講演で、さすが網膜硝子体治療のメッカであると再認識しました。


さらに、網膜硝子体手術教育の心得として、指導医は自分が教えてもらった技術と経験を惜しみなく伝えること、術者の技量に応じた症例を選択すること、術前検査や手術プランが重要であること、初回手術を徹底的にやり遂げる精神力が必要なこと、数多くの手術助手の経験が執刀医になってからの手術成績につながることなどをご教示いただきました。

大学病院として次代を担う人材育成が大変重要であることを再確認しました。


前野先生、大変ご多忙のところ、情熱あふれる御講演、本当にありがとうございました!

ご当地はあの長嶋茂雄監督の出身地だそうです。今後も東邦大学佐倉病院から「メークドラマ」がきっと生まれてくることでしょう。


久留米大学でも今日教わったことを早速明日から取り入れ、よりよい診療・教育・研究と病診連携を探求していきたいと思います!



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