8/2に第2回目となるあざれあ病診連携研究会を開催しました。
まず、岩田健作外来医長より久留米大学眼科の各専門外来と診療受付の詳細についてご説明しました。 また、本年4月より施行している外来予約時間順での検査開始について再度お知らせいたしました。
つづいて、半田壮病棟医長に当院で入院治療についてご案内しました。
当科では、白内障、緑内障、硝子体、角膜移植、斜視、外眼部手術などを行っており、定例で手術を行う場合は原則前日入院としています。
手術以外で入院が必要な例としては、角膜潰瘍、視神経炎や原田病などステロイドパルスを要する症例、AMDに対するPDTやガス注入、眼圧日内変動検査などがあります。
続いて實吉助教より アザレアネットを用いた病診・病病連携の経験についてご説明いたしました。アザレアネットをもちいた連携が、加齢黄斑変性や緑内障治療、硝子体手術治療後などの病診連携に有用で、眼科でも少しずつ普及していることをご紹介できました。
引き続いて、久留米大学病院副院長、医療連携センター長の渡邉浩先生に、「久留米大学病院の医療連携、患者サービスへの取り組みと今後の展望」のタイトルで特別講演を頂きました。
患者様の利便性向上の目的で、ウェブ予約やシャトルバスの導入を準備中であること、スマートフォンによる診察の呼び出しや待ち時間中のラウンジ新設など久留米大学病院の先進的な取り組みをご紹介頂きました。
渡邉先生、大変ためになる御講演を頂き、ありがとうございました。眼科も久留米大学病院の一部門として、時代の要請に応じた理想的な病診連携医療を探求していきます!
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