8/30に第12回筑後黄斑疾患研究会を行いました。
今回は滋賀大学の大路正人教授、名古屋大学の寺崎浩子教授のお二人にご講演頂きました。大路先生は今年の日本臨床眼科学会を主催される中、また寺崎先生は日本眼科学会理事長として多忙を極める中、久留米にお越し頂きました。
まず、大路先生に加齢黄斑変性の治療について、自検例もふんだんに織り交ぜながら、文献的考察に基づいて大変わかりやすく呈示して頂きました。
加齢黄斑変性は久留米大学病院でも増え続けており、よい知識の整理になりました
次に寺崎先生からは強度近視眼底合併症の治療について外科的治療を中心にお話し頂きました。
豊富な手術ビデオを交えたご講演につい吸い込まれてしまいました。特に網膜移植など最先端の治療結果もご提示頂き、あっという間の1時間でした。
寺崎先生と大路先生の大御所同士の夢のディスカッションもあり、大変盛り上がりました。
加齢黄斑変性も強度近視も日常臨床で頭を悩ませることも多く、とてもよい勉強になりました。早速明日からの臨床に生かしていきたいと思います。
大路先生、寺崎先生、貴重なご講演を頂き、本当にありがとうございました!
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