8月31日に第11回筑後黄斑疾患研究会を開催しました。
今回は九州大学理事・副学長の石橋達朗先生と鹿児島大学眼科教授の坂本泰二先生にご講演頂きました。まず坂本泰二先生より網膜剥離について動物実験データに基づいた網膜保護や新しい網膜タンポナーデについてお話頂きました。
引き続きて石橋達朗先生からは長年行ってこられた糖尿病黄斑浮腫の病理を中心としたお話を拝聴しました。さらに、先生方のグループが開発された手術補助剤ブリリアントブルーGの臨床応用に至るお話も頂けました。
お二人の先生とも数十年に渡る一貫したお仕事をわかりやすくお示し頂きました。圧巻の内容で、満員の聴衆を魅了し、活発な討論となりました。
最後に「若手眼科医へのメッセージ」を頂きました。長年取り組まれてこられた眼科学の奥深さと魅力について熱いメッセージを頂きました。
今回は、現在Research Mind Cultivation Programで眼科配属中の大久保君(3年生:矢印)も参加し、大変印象に残る機会になったのではと思います。大久保君、世界を見据え、リサーチマインドを兼ね備えた心優しき良医(願わくば眼科医!?)になってくださいね!
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